前回、塩分(ナトリウム)は体に必要なミネラルであること、塩分を摂らないと起こる症状についてお伝えしました。今日は、過剰摂取でのリスクについてお伝えをしていきます。塩味は、基本味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)の一つですよね。塩分があることで美味しいと感じますし、食欲も増進させてくれます。ですが、摂りすぎると、いろいろな病気のリスクが高まってしまいますので気をつけましょう。


塩分と血圧の関係

なぜ塩分をたくさん摂ると血圧が上がるのでしょう?塩分を多くとると体内の水分が血液中に集まり、血液の量が増えて血圧が上がるからなのです。ほか、体内のホルモンや腎臓の機能も血圧に関係しています。高血圧の状態が続くと、動脈硬化となってしまいます。


塩分と骨粗しょう症の関係

塩分の取りすぎは、骨粗しょう症もリスクも高めてしまいます。塩分と骨?と思いますが、関係しているのです。これは、塩分の多い食事をしているとのどが渇き、多くの水分を摂取します。水分を多くとるため尿も多くなります。尿中からカルシウムが必要以上に出てしまうためです。


塩分と腎臓の関係

塩分摂取量が多いと腎臓に負担がかかってしまいます。 腎臓は、体内の余分な塩分や老廃物をろ過して尿として作るという大事なはたらきをしてくれています。そのため、塩分の過剰摂取は腎臓に負担がかかってしまうのです。


ほか、塩分の摂りすぎは胃がんのリスクも高めてしまうとも言われています。 これは、1日10g以上の塩分を摂っている人は、そうでない人に比べて胃がんのリスクが高くなっているという研究結果が出ています。


妊娠中にも気をつけたい塩分の過剰摂取

妊娠中は、必要エネルギーも増えるため食事量が増えて知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎてしまっていたりします。妊娠中の塩分の過剰摂取は、妊娠高血圧症候群の原因となります。妊娠高血圧症候群は、むくみ・高血圧・たんぱく尿などの症状があります。これにより早産や流産のリスクも高くなってしまいます。妊娠中のママは妊娠高血圧症候群の予防に・パパは生活習慣病予防のために。生まれてくる赤ちゃんのためにも減塩を意識してみてくださいね!


減塩方法については、別の記事で記載しましたので、そちらを見ていただけたらと思います。


毎日・毎食の食事で少しずつでも意識をして減塩の習慣をつけていきましょう!


あなたのかかりつけ栄養士
公益社団法人日本栄養士会認定 認定栄養ケア・ステーション
NPO法人 にこにこmama’s
http://www.nikoniko-mamas.com/
栄養士・管理栄養士・妊産婦食アドバイザー・
アンチエイジングプランナー・離乳食アドバイザー・
幼児食アドバイザー・ファスティングマイスター・
野菜コーディネーター・ 家庭料理技能検定2級

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