ビタミンには、たくさんの種類がありますよね。
妊婦さんにとって大切なビタミンは「葉酸」だけではないのです。
妊娠時に特に大切なポイントを入れながらお伝えしていきますね!

ビタミンとは?

体の機能を保つために欠かせないもので、簡単に言うと「カラダの調子を整える」はたらきがあります。
わずかな例外はありますが、体内では生産・合成することができないので、食品から摂取しなければならないことになります。

ビタミンの種類

油に溶ける「脂溶性ビタミン」と水に溶ける「水溶性ビタミン」があります。

脂溶性ビタミン

ビタミンA・D・E・K があります。
脂溶性ビタミンは、体内に蓄積されるので摂りすぎには気をつけましょう。

水溶性ビタミン

ビタミンC・B群(ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸) が主な水溶性ビタミンになります。
水溶性ビタミンは、摂りすぎても尿中に排泄されやすいです。

今日は脂溶性ビタミンのAとDについてお伝えしていきますね。

ビタミンA*

  • 免疫力を高める
  • 発育促進
  • 肌や粘膜の健康
  • 視力を正常に保つ

といったはたらきがあります。

多く含まれている食品には、にんじん、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜、大根葉 などがあります。
レバー、うなぎにはとても多く含まれているのですが、妊婦さんにはあまりオススメできない食品です。

ビタミンAは、お腹の赤ちゃんの発達にとっても大切な栄養素です。過剰に摂取しても、欠乏しても赤ちゃんの奇形リスクが高まるので注意が必要なのです。

鉄分や葉酸の記事でも、動物性のビタミンAの過剰摂取に注意!と記載しましたが、レバーやうなぎは動物性のビタミンA(レチノール)が非常に多く含まれていますので、日常的に摂取することは控えましょう。

また、植物性のβカロテンによるビタミンAの過剰摂取の心配はありませんので、安心して栄養たっぷりな緑黄色野菜を召し上がってくださいね!

ビタミンD*

あまり聞きなれないビタミンかもしれませんが、10〜40代の摂取量は少なく、特に10〜20代の不足が目立っています。妊婦さんにおいてもビタミンD不足が心配されているのです。

ビタミンDには、カルシウムの吸収を促進して骨を丈夫にするはたらきがあります。ビタミンDの摂取が少ないと、妊婦さんとお腹の赤ちゃんの両方に骨の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

また、ビタミンDが極端に不足すると、高血圧や妊娠糖尿病などの妊娠合併症や早産、喘息のリスクが上がると言われています。お母さん自身のため、生まれてくる赤ちゃんのためにもビタミンDはしっかりと摂りたいですね!

多く含まれている食品には鮭、いわし、しらす、さんま、ブリ、きくらげ(乾燥)、干ししいたけ

などがあります。

その他、日光(紫外線)に当たることで、ビタミンDは皮膚からも合成することができるのです! 日焼け止めを塗っていると合成が難しくなってしまうので、短時間でもそのまま日光浴をすると良いですよね!

ビタミンAもDも体内に蓄積されやすく、摂取量にも「耐容上限量」があるので、過剰摂取には気を付けましょう。特にサプリメントを使用している方は、1日の摂取量を守りましょうね!

あなたのかかりつけ栄養士
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