これから妊娠したいと思っている方は、ぜひ知っておいてください。まずは、「日本人の食事摂取基準2015年版」を検索してみましょう。


以下のように書かれています。

「妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために。付加的に400μg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる」


わかりやすく言えば、葉酸の女性の推奨量は、240μg/日なのですが、妊娠したいときは、


“さらに400μg/日を追加で摂取してください”

ということです。ここでちょっと問題となるのが、食品由来の葉酸がポリグルタミン酸型のため、消化吸収されるのにさまざまな代謝の影響を受けるということです。


そのため、妊娠希望の方には、サプリメント(栄養補助食品)で モノグルタミン酸型の葉酸の摂取が勧められます。


神経管閉鎖障害は、あまり聞きなれない医学用語でしょう。


二分脊椎無脳症というほうが、わかりやすいでしょうか。


これらの特徴は、

妊娠7週目ころまでに異常が形成されてしまう点です。

ですから、上記の提言は、「妊娠に気づいてからでは遅い!」という点に注意が必要なのです。(僕は、「葉酸は、妊娠するときに必要なサプリメント」と保健の授業で教えておくべきではないかと思います。)


結論を言えば、

「妊娠1ヶ月前から、妊娠3カ月までの期間は、サプリメントなどの栄養補助食品で、葉酸を400μg/日摂取してください」

ということになります。


これは多くのエビデンスに基づいた厚生省からの情報提供です。まだまだ医療関係者でも正しい情報に基づいたサプリメントや栄養補助食品の利用方法を理解していない方が多いのが現状です。


お時間があれば、一度ビタミンやミネラルなど、「日本人の食事摂取基準2015年版」を検索して読んでみて下さい。


まずは、ご自身がどれだけのビタミンやミネラルをちゃんと摂取できているか、調べてみてください。もし不足していれば、必要な分は しっかりとサプリメントや栄養補助食品で補ってください。


それが健康な妊娠への近道になります。




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この記事の執筆者

畠山 昌樹 Hatakeyama Masaki

1974年3月 大阪生まれ
1998年防衛医科大学卒

MCTオイル、糖質制限、ケトン食についても執筆もしております。

日本整形外科学会専門医、日本東洋医学会専門医、日本リウマチ学会専門医

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