ミネラルは、体内では作ることができないので、食物から摂取しなければなりません。ビタミンや三大栄養素と同じように、妊娠をしやすい体を作るためにも、赤ちゃんを授かった体のためにも、とてもとても大事な栄養素になります。

今日は、妊婦さんにとってのミネラル摂取量を「食事摂取基準」からみていきたいと思います。

ビタミンについては、過去の記事
「どのくらい摂ったら良いの?妊娠中のビタミンなどの栄養素」
をご覧ください。

妊娠中の必要なミネラルはどのくらい?】

健康増進法第30条の2に基づいて、厚生労働大臣が定める「日本人の食事摂取基準」は、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギーや栄養素の量の基準を示したものです。特に、妊娠期は必要な栄養量が多くなるため、付加量が設定されています。妊娠初期は16週未満、妊娠中期は16週から28週未満、妊娠後期は28週以降と区分されています。胎児が大きくなるにつれ、必要な栄養素も増えるのです。

ここでは、栄養素のうち、妊産婦さんにとって付加量が設定されている主なものだけを一覧にしますね。妊活さんは、これからの妊娠に備えて、知っておいたほうが良い情報になりますネ。

【18〜49歳女性の1日あたりの目安】

※鉄:付加量は、「月経無し」の値にプラスした数値となります。

付加量はないけれど、からだつくりのためにしっかり摂りたいミネラル

妊娠中には、いろいろな栄養素において付加量が設定されていますが、その設定はないけれども、しっかり摂りたいミネラルが『カルシウム』です。

普段から、しっかり摂れている人は大丈夫なのですが、カルシウム摂取不足の人は非常に多いのです。

平成28年の国民栄養調査において、カルシウムの1日の摂取推奨量は650mgのところ、実際の摂取量は、439mg/日と低い結果が出ています。(30〜39歳女性) 

カルシウムは骨を作る上でも大切なミネラルになります。

また、精神を安定させてくれるはたらきもあるので、イライラ解消にも役立ちますよ。

多く含まれている乳製品・魚・大豆製品・緑黄色野菜をうまく摂って不足しないようにしたいですネ!

ビタミンと同じように、ミネラルも妊娠中にはより多く摂取しなければならないものもあります。 

また、摂りすぎによる「過剰症」などが発生する可能性があるため、摂取の上限量も設けられているものもありますので気をつけましょう。  特に、数種類のサプリメントを飲んでいらっしゃる方は、1種類のサプリメントに複数の栄養素が入っていることもありますので、含有量には気をつけてみてくださいね!



この記事の執筆者
NPO法人 にこにこmama’s

あなたのかかりつけ栄養士、公益社団法人日本栄養士会認定、認定栄養ケア・ステーション

食の専門の資格を持つママたちが
食を通じて皆様の健康とキレイを応援します。

栄養士、管理栄養士、アンチエイジングプランナー etc…

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