妊娠中は、妊娠していない時に比べて、食べるものも今まで以上に気をつけたくなりますよね!

2人目以降の妊娠の方、第1子の妊娠時よりも気をつけていないこと、増えていませんか? 

今日は、初めての妊婦さんのためにも、妊娠・出産経験のある妊婦さんのおさらいのためにも、妊娠中には特に気をつけたい食事のうち『生もの』についてお伝えしていきますね! 

*妊娠中は生ものは避けましょう

お刺身・牡蠣・お寿司・卵・お肉(レアのステーキ、馬刺しなど)・・・と、生でも美味しく食べられる食品がありますよね。

妊娠していない時なら食べても大丈夫なものでも、妊娠中は免疫力が下がっていて、食中毒を起こすリスクが高くなるのです。

食中毒を起こしてしまうと、お母さんの体は辛いのはもちろんですが、お腹の赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまうこともあると言われています。

なんと、免疫力の下がっている妊婦さんでは、食中毒にかかるリスクは健康な成人の約20倍もあると言われているそうです!

20倍も・・・。

腐っていないから…消費(賞味)期限内だから…今まで食べていても大丈夫だったから… といっても妊娠中はその考えはポイっ!と捨ててしまってください。食中毒になってから「食べなければよかったな・・・」では大変ですよね。

それぞれの食品ごとに、ちょっと詳しく見ていきましょう。

【魚介類】

お刺身・お寿司と日本人に馴染み深い人気のお魚料理ですよね。生の魚介類には「腸炎ビブリオ」という食中毒を起こす菌を持っている可能性があります。また、冬場に多いのですが、牡蠣などの二枚貝には「ノロウイルス」を持っている可能性があります。その他、「アニサキス」という幼虫虫が寄生していることもあります。

【卵】

「サルモネラ菌」が付着している可能性があります。サルモネラ菌は、少量でも食中毒を発症してしまうので、特に妊婦さんや高齢者・小さな子どもでは重症となる場合があるので、気をつけましょう!TKG(たまごかけごはん)も、しばらくはお休みしてくださいね。半熟卵や、温泉卵、自家製の手作りマヨネーズも控えるようにしましょうね。

【肉】

「カンピロバクター」「腸管出血性大腸菌(O-157)」などの食中毒菌は家畜の腸内に存在しています。生のお肉はもちろんですが、表面は焼けていても中身がレアのステーキやローストビーフなどにも気をつけなければなりません。また、見落としがちなのが「サラミ」です。表示を見てもらえると分かるのですが、「非加熱食肉製品」「乾燥食肉製品」となっている商品が多いのです。これらは非加熱(加熱されていない)ですので、妊娠中は避けてくださいね。

食中毒を防ぎましょう!

食中毒は、しっかり加熱することで防げますので食材の中までしっかり加熱しましょう!

  • 腸炎ビブリオは中心温度60℃・10分または65℃以上1分以上の加熱
  • 0-157やサルモネラは中心温度75℃以上1分以上の加熱
  • ノロウイルスは中心温度85℃以上1分以上の加熱

などとありますが、中までしっかりと加熱することがとにかく大事です。

また、その他の食中毒予防として、

  • 要冷蔵・要冷凍品は長い時間室温に置かず、すぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れる。
  • 生ものを切った調理器具は消毒をする(できれば、肉・魚用と野菜類のまな板を分ける)。
  • 調理したら早めに食べる(すぐに食べない場合は、冷蔵庫に入れる)。
  • 手洗いをしっかりとする。

ことも大事です。

食中毒は夏だけでなく、1年中起こり得るものです。妊娠中は、特にかかりやすいため、気をつけてくださいね。

あなたのかかりつけ栄養士
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認定栄養ケア・ステーション
NPO法人 にこにこmama’s

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