妊婦さんは、うなぎやレバーの食べ過ぎは良くないということ聞いたことありませんか?
それはビタミンAがたくさん含まれているからなのです。

「妊娠3ヶ月以内又は妊娠を希望する女性においては、ビタミンAは1日2,700μg以上を長期間とり続けると胎児の催奇形性を起こす可能性がある」

といわれています。胎児の成長にも欠かせないビタミンAですが摂取量には気をつけなければならないのです。今日は、大切な栄養素だけれど摂りすぎには気を付けたい「ビタミンA」についてお伝えしていきます。


ビタミンAとは?*

ビタミンAは、油に溶ける「脂溶性ビタミン」です。免疫力を高める・発育促進・肌や粘膜を健康に保つ・視覚の暗順応(暗いところでも、目が慣れてきて見えるようになること)などのはたらきがあります。欠乏症として、夜盲症・皮膚乾燥症などがあります。ビタミンAは、動物性の食品に多く含まれていて、レチノール・レチナール・レチノイン酸の総称のことを言います。


ビタミンAの過剰摂取の心配

ビタミンAは摂り過ぎてしまうと体内(主に肝臓)に蓄積されてしまいます。 過剰症として、食欲不振・頭痛・吐き気・肝障害などがあります。
特に、妊婦さんでは過剰摂取により
胎児の催奇形性の可能性があると言われています。(催奇形性:口唇口蓋裂・目や耳の異常・心臓や血管の異常などの奇形) ビタミンAを長期間過剰摂取しない。ということが大事です!


どのくらいまでなら摂取しても大丈夫?

【18〜49歳女性の1日あたりの目安】

(日本人の食事摂取基準より)

食品にどのくらいビタミンAが含まれているのかをまとめたものは以前、記事としてアップしていますので、そちらをご覧ください。

特にビタミンAを多く含むレバーに関しては、2切れで耐用上限量になってしまいます。もちろん、とり続けないことが重要ですので上手にビタミンAを取り入れていきましょうね。


過剰症の心配がないβカロチン

βカロチンは、主に緑黄色野菜に含まれている栄養素。βカロチンは「プロビタミンA」といい、体内でビタミンAが不足すると、必要量だけがビタミンAに変換されるというはたらきをしてくれるのです! βカロチンを摂りすぎたからといって、ビタミンAを摂り過ぎたことにならないので過剰摂取の心配はしなくても大丈夫!安心して摂取できますね。


他、気をつけたいのがサプリメントや、ビタミンAの栄養機能食品。ビタミンAが入っている場合は食事から摂取するビタミンAと合わせて考えてもらえると良いですよね。複数のサプリメントや、マルチビタミンを飲んでいる場合には、特に気をつけましょう。


あなたのかかりつけ栄養士
公益社団法人日本栄養士会認定 認定栄養ケア・ステーション
NPO法人 にこにこmama’s
http://www.nikoniko-mamas.com/
栄養士・管理栄養士・妊産婦食アドバイザー・
アンチエイジングプランナー・離乳食アドバイザー・
幼児食アドバイザー・ファスティングマイスター・
野菜コーディネーター・ 家庭料理技能検定2級

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